イントゥ・ザ・サン
 
アイ・ラブ・ジャパン。
できれば、戦いたくなかった。





こんなに〈極太〉なセガールも、こんなに〈極太〉な大沢たかおも、はじめてだぜ! 新旧ヤクザがぶつかり合い、チャイニーズマフィアが暗躍、CIAがFBIが監視の目を光らせる東京。敵・味方の見分けさえつかぬ、このカオスを舞台に、壮絶なバトルを展開させたのが、日本を舞台にしたハリウッド製超極太任侠アクション「イントゥ・ザ・サン」だ。

ラブシーンあり、マーシャル・アーツあり、殺陣あり、しかも関西弁炸裂!。日本育ちのアメリカ人・セガールが、拳銃を封印し、新しい魅力で迫り来る。まじかよセガール。関西弁だよセガール。指きりげんまんかよセガール。でも、イキイキしてるぜセガール。2丁拳銃をぶっぱなすお得意のセガール節を封印。大好きな"日のいずる国"を舞台に、肉弾アクションはもちろん、日本刀を振り回し、プロポーズまで妙演。"人を斬りまっせ、ワシは、今夜"とドスの利いた関西弁を放ったと思ったら、"バッキャロー!"と逆ギレ。誰も見たことのないセガールを、ハリウッドは送り込んできた。

「とっとと帰れ、このアメリカの犬が!」大沢たかお、超極太ヤクザを熱演。 女性ファンの胸をときめかせてきた大沢たかお。ハリウッド制作となる本作では、邪魔な大組織には流血で挨拶し、使えない手下は容赦なく抹消する、血も涙もない新興ヤクザのドン、黒田を熱演。セガールを向こうに回し、一歩もひけを取らない強烈なキャラクターを演じている。

さすがは、タランティーノ組。タダじゃ帰さない映画に仕上げちまった。監督のミンクは、あのクエンティン・タランティーノが主宰するプロダクション、バンド・アパートに籍を置く注目の新鋭。タランティーノのもとで鍛え上げられた映像術で、超極太アクションを完成。見るものに驚きを与える、新しいセガール映画を作り上げた。

日本人超豪華キャストにより、「極太」は加速していく。
寺尾聰、伊武雅刀が財界と極道のそれぞれの大物に扮して、映画に極太な味を加えているほか、「亡国のイージス」の豊原功補がセガールとともに死地に乗り込む彫師を熱演。さらに「キル・ビル」の栗山千明に加えて、コロッケや新星・山口佳奈子にも注目。この他、ハリウッドからは「パール・ハーバー」のマシュー・デイビス、「ダイ・ハード」のレポーター役で知られる名バイプレーヤー、ウィリアム・アザートンが参加している。