8月のクリスマス

記憶をなくしてしまう自分に、絶対伝えたいこと。
失恋よりせつない?彼女が毎日味わう恋の始まり。


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君は神様がくれた
   最高のプレゼントでした。

限られた命だとしても、
あなたを愛する気持ちは止められなかった。

切ない想いに温かな涙が溢れ出す、
珠玉のラブストーリー。

【INTRODUCTION】

人を愛することの大切さに気付かせてくれる、
感涙のラブストーリー
父親から引き継いだ、古ぼけた写真館で働く寿俊(山崎まさよし)。
彼の毎日は平穏そのもので、写真館にやって来る人々の幸せな時間を写真に刻みつけることや、家族との団欒、学生時代からの親友・亮二(大倉孝二)との他愛のないおしゃべりなどで、静かに過ぎていた。
 しかし、寿俊には周囲に秘密にしていることがあった。
 それは彼の身体は病に侵され、残された時間がわずかしかないということ。寿俊はそんな運命を取り乱すことなく受け入れ、静かに消えてゆこうと心に決めていた。
 そんなある日、彼の写真館に小学校の臨時教員の由紀子(関めぐみ)が飛び込んできたことから、彼の毎日が変わり始める。
 由紀子は初恋のような、まっすぐな気持ちで寿俊を慕い、寿俊もそんな由紀子の生き生きとした輝きを前に、どうしても彼女への想いを止められなくなってゆく。しかし本当の気持ちを言葉にできない寿俊と由紀子は、次第にすれ違い始め・・・
 寿俊と由紀子の切ない恋が、やがてたどり着く感動のラストシーン。限られた命だとしても、由紀子を愛し続けた寿俊の愛情の深さが胸を打ち、誰の心にも人を愛する素晴らしさが湧き上がる、感涙のラブストーリーが誕生した。