今、四国中央市では行政改革を鋭意進めています。
その中の職員適正化では、平成17年4月現在の1248人の職員数を基準として、今後
5年間で退職者数 160人に対する採用者数を50人に止め、110人減を目標設定しています。また補助金の適正化では昨年の庁内の検討委員会に続き、今年度は愛媛大学教授を座長とし、有識者6名により中身の濃い審議を終え、この度、162件2億9000万円分の事業に付いて、廃止または見直しなど減額を検討する様に提言が出ました。
市は今回の提言を真摯に受け止め、改革に生かして欲しいものです。なお9月議会では、3億6700万円の補正予算が可決されました。以下、私の一般質問をご報告いたします。
1、都市計画道路 川東村松線の「魅力ある植栽計画」について
この道路は、高速三島川之江インターから北へ、洋服の青山の前を通りJR線路を越えて妻鳥郵便局までの1.3Kmは既に共用されています。残り 900mがこの度、愛媛県の「魅力ある植栽空間を持った道路整備」区間に指定されました。今治市のケヤキ並木の様な心安らぐ植栽空間のイメージです。
4車線の車道と両歩道 3m、植樹帯幅 1.5mある総幅員 25mの四国中央市のシンボルロードになれば良いと思っています。どの様な計画になっているのかと言う私の質問に対して、今まで検討委員会で決まっていることは、中央分離帯の高木については「ケヤキ」、低木が「トベラ」、歩道の高木が「ハナニズキ」の計画だとのこと。次に清掃美化活動に付いてお伺いしたところ、住民などが自発的に行うボランティア活動を件が支援する「愛ロード」と言う制度があるので、今後市民の皆さんに積極的に
PR して、人に優しい環境づくりに、県と協力しながら、市民とともに、「いやしの道路空間」を作りたいとの答弁を頂きました。
2、住宅用火災警報器の設置、取り付けについて
火災による焼死者を減らすために、消防法が改正されて、新築住宅では今年の6月から、また既存住宅でも5年以内に、住宅用火災警報器を設置することが義務付けられました。わが国でも平成
17年の住宅火災による焼死者は 1220人もいます。近年私達も自主防災組織の結成に見られるように、自分達の生命、財産は自分で守ると言う防災意識が高まっておりますし、これを機会に市民の皆さんも、是非早めに自宅家屋に火災警報器を設置する事をお勧め致します。
なお私が市、消防署に要望したことは、法律が出来ただけでは設置普及は進まないと思うので、消防署の役割としても、是非積極的な設置普及の音頭とりをすべしと言う事を言いました。又 2500戸の市営住宅に付いての設置計画を質したところ、5年以内に順次、市の責任において予算を計上して実施していきたいとの答弁を得ました。
皆さん、火災警報器の設置はお早めに!
|