篠原実新市長 市議会デビューで所信表明


6月市議会において冒頭、篠原実新市長の当選後初の所信表明がありました。基本姿勢として、本市の最上位計画となる「第2次総合計画」の策定。当市のシンボルとなる市民文化ホールの建設の推進。防災拠点施設として消防・防災センターを平成26年度末までに完成させ、消防・防災力の強化を図る。発達支援、青少年健全育成や就労支援事業を集約し「人づくり支援センター」の整備。更には地域力の強化、産業力の強化、農林水産業の支援等を行い「四国の中央のまち」としての魅力を最大限発揮できる取り組みを行っていきたいと述べられました。

---

篠原実市長が、市長選挙当選直後の記者会見で、今後の市の経営方針を聞かれ、「井原市政の継承と、製紙業など地元産業をしっかり支援していく」と語られました。私の今回の質問は、その「紙」に関してと、保育所民営化について理事者の考えをお聞きしました。

質問
	地元の基幹産業である紙産業を、紙のまち四国中央市の将来とともに、今後どのように発展させていくか。また今年度市役所内新設の企業立地推進室の役割を果たしていくなかで、(社)愛媛県紙パルプ工業会等の紙業界団体との連携をどのように強化していくか。
市長答弁
	私自身も紙のまちに生まれ、紙には愛着があります。紙産業の発展の為には二つのカギがあると思います。「製紙技術の向上」と「紙加工分野の発展」です。今後は魅力的な商品開発の為に、ビジネスセミナーの開催や経営クリニックを実施したり、市内企業が業務拡張する為に必要な用地の確保等の課題にも積極的に取り組みます。(社)愛媛県紙パルプ工業会は新入社員講座や中核人材育成研修等、多方面において実績を上げている非常に重要な組織です。現在2カ月に1回、紙産業に関する産学官連絡会議を開催し、紙産業技術センター・愛媛大学・商工会議所等と情報交換を行っておりますが、市としても紙産業振興には今後とも特段に力を入れて参りたいと考えております。
質問
	三島東保育園と妻鳥保育所の民営化先行2園の運営はうまくいっているか。土居地区での3園目の民営化の見通しはどうなのか。
答弁
	民営化先行2園の運営は、延長保育や完全給食の実施を始め移管後の保育サービスは好評である。土居地区での保育園民営化については、子ども・子育て会議を中心に再検討していきます。

●	議案第72号　クリーンセンター焼却設備更新工事請負契約の締結 　請負金額　2億9400万円　　契約の方法　随意契約 　契約の相手方　荏原環境プラント�梶i東京都大田区羽田旭町11-1）
●	議案第73号　川之江地区7小学校教育用パソコン機器等購入契約 　契約金額　6720万円　　契約の方法　指名競争入札 　契約の相手方　�泣Cシカワパソコンサービス（川之江町2529-197）
●	議案第76号　市内7中学校教育用パソコン機器等購入契約 　契約金額　6825万円　　契約の方法　指名競争入札 　契約の相手方　トーヨデンサン�梶i川之江町912-8）
●	議案第77号　川之江浄化センター（長寿命化）の建設工事委託 　委託金額　4億3980万円　　契約の方法　随意契約 　契約の相手方　日本下水道企業団（東京都新宿区四谷3-3-1）

---