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 ●善ちゃん通信----
  平成27年 第2回定例会  2015年6月市議会報告


第37号
(H27年7月発行)

(平成18年3月創刊)


6月市議会は、6月16日より7月3日まで開催され、一般会計補正予算17億2000万円が可決され、補正後の予算総額は、373億9000万円となりました。特別会計では、介護保険事業で2200万円、津根工業団地造成事業で2510万円がそれぞれ追加補正されました。







6月市議会に上程された事業費ほか経費の概要です(抜粋)


 


新庁舎建設事業   2億222万円


現在の本庁舎は経年劣化や耐震性の不足に加え、行政機能分散などの課題が生じており、この解決を図るべく新庁舎建設事業に取り組みます。今回は、用地・補償費約1億5300万円ほか、基本・実施設計委託料の今年度分として4400万円計上します。

なお新庁舎の建設地は、現本庁舎の東・新東駐車場敷地の約6100uを予定。建設総事業費は、約66億円で合併特例債等を利用し、実質市負担額を24億8000万円と試算しています。





庁舎整備事業   4629万円(造成工事費約4100万円含む)


消防防災センターの運用開始や新庁舎の建設に向けて必要となる公用車や職員駐車場として、消防防災センター東側に車67台分の駐車スペースを確保します。





都市公園事業   1億3760万円


えひめ国体の会場となる浜公園川之江野球場や伊予三島運動公園野球場の大規模改修事業等を実施します。





子ども若者発達支援センター建設事業   1948万円


整備計画の見直しを進めていた子ども若者発達支援センター(通称パレット)は、建設場所を旧消防庁舎跡地とし、これまでの設計図を活用します。なお今回の補正は、変更設計事務委託料1210万円や既存建物(旧消防庁舎)の解体調査委託料を計上します。






妻鳥小学校校舎建設事業   2億3663万円


校区の児童数の増加により不足する教室を賄う為、妻鳥小学校南校舎を増築します。本事業は、平成28年度にかけての2ヵ年度計画となるため、かかる債務負担行為3件、合計約3億6400万円を計上しています。





川之江地区整備事業   4億4830万円

川之江地区の都市再生整備計画が国の事業選択を得たことを受け、平成31年度までの5ヵ年度で計画を推進します。今回補正予算では、今の市民会館川之江会館の駐車場に造る地域交流センターの整備事業のうち駐車場用地取得費2億9000万円(補償費含む)や高原ふるさと館周辺整備事業等にかかる設計委託料1億5800万円などの経費を計上しています。




コミュニティー活性化事業(企画費)   300万円

市自治基本条例に基づき、地域コミュニティーの充実・強化や協働によるまちづくりの実現を目的に、1地区100万円を限度とした補助金を交付します。昨年度、モデル地区に認定された川滝・豊岡・蕪崎の3地区が各々特色のある事業に取組みます





常備消防施設整備事業   6007万円

現在、当市に未配備の10トンのアルミ製タンクをを持つ小型動力ポンプ付き水槽車で、非常災害時に対応。国庫補助金1231万円や市債を充当します。













6月市議会での私の一般質問



6月市議会では13人が一般質問に登壇。私は災害時の業務継続計画(BCP)についてと、今国会で成立した選挙権年齢を18歳以上に引き下げる公職選挙法改正を受けて、若者の選挙啓発等について質問しました。





質問@

当市では、災害に備え、「地域防災計画」は策定されておりますが、「災害時の業務継続計画」(略してBCP)の策定はできていますか。BCPの内容説明と、愛媛県下の策定状況を併せてお聞きします。




答弁 


自治体における業務継続計画(BCP)とは、ビジネス・コンティニュイティー・プランの略で、災害時に行政自らも被災し、人,物、情報など利用できる資源に制約がある状況になった時、業務継続に必要な最低限の優先業務を定め、災害を受けても優先業務を中断することなく継続するための計画で、もし中断しても可能な限り早急に復旧させるための計画です。愛媛県は策定済ですが、県下20市町のうち6市町が策定済、2市町が策定中、未策定が当市を含め12市町となっております。BCPは重要な計画ですので、策定に取り組みます。





質問A


今国会で、選挙権年齢が20歳から18歳以上に行き下げられる改正公職選挙法が成立し、来年夏の参議院選挙から高校生を含む約240万人の18歳、19歳の新しい有権者が加わりますが、当市の有権者増加数と、これまでの年代別投票率は。また、投票率アップの施策は。



答弁 

当市では新たに、18歳が885人、19歳が809人の合計1694人(今年5月末現在)が増えます。ご案内の通り当市の投票率は愛媛県下でも最下位が多く、昨年末の衆議院選挙でも20代が20.43%の投票率で5人に1人しか投票に行っていない状況です。60代の59.75%に比べ3分の1の少なさです。今後、若年層の選挙教育と啓発が重要であると認識しております。また、教員の一言一句が生徒の思想に影響を与えかねない小・中・高校の教育現場では、中立性に十分配慮し生徒を指導していくことが重要であると考えております。










★当市の投票率は、県下でもいつもビリかブービーです。もうそろそろ汚名返上と行きましょう!この機会に是非最下位脱出を!

※※※※※ 長い道のり 選挙の歴史 ※※※※※
明治22年は、納税額15円以上の男子だけにしか選挙権がなく、人口比約1.1%の裕福な男性だけの選挙制度でした。

今回の改正は、20歳以上の男女が投票できる完全普通選挙になった昭和20年(1945年)以来で、実に70年ぶりの改正となります。

来年の参議院選挙から全国で240万人の18歳、19歳の若者が新有権者になります。当市では、新たに1694人(今年5月末現在)増えます。




※※※※※ 興味深い 世界の選挙  ※※※※※

18歳以上で選挙権があるのはアメリカやヨーロッパなど170ヶ国で、ドミニカやインドネシアのように結婚していれば年齢を問わない国もある。

オーストラリアやシンガポールでは、選挙が義務化されていて、投票に行かないと罰金が課せられたり、投票の資格が奪われたりします。



日本では投票用紙に候補者の名前を書くけど、インドネシアではなんと「くぎ」で投票用紙に穴を開けるんだ。


タイでは、選挙の前日午後6時から選挙の当日は「禁酒日」。お酒を飲んではいけないんだ。酔っ払いはダメ!








 議会ア・ラ・カルト


8月4日、愛媛県では初となる「高校生議会」を開催します。選挙年齢が引き下げられるこの機会に、市内3高校から選ばれた高校生議員に、若者の視点から見た行政に対して、意見やら要望を述べてもらいます。このような体験をを通して、当市のまちづくりや日本の将来について興味を持ち、考えるキッカケになればと思っております。






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吉田善三郎 後援会事務所










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