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 四国中央市市議会議員 吉田善三郎 TOP > 善ちゃん通信!

 ●善ちゃん通信---2020年 令和2年 春号
              (3月市議会報告)

2020年4月発行

第48号

 いつもお世話になっております。春の市議会報告です!令和2年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で小中学校・高校の休校や、卒業式が縮小された形での開催に追い込まれる等、混乱のスタートになりました。又、しこちゅ~ホールでのマンドリン倶楽部演奏会が延期になるなど多数のイベントにも影響がでております。一日も早い終息を願うばかりです。
 さて、3月市議会では、篠原市長の2期目の最終年度となる


令和2年度の施政方針と主要な施策が示されました。

南海トラフ巨大地震に備え、防災力の向上を図るため、現在消防本部に設置している「安全危機管理課」の内、防災業務を市長部局に移管し新たに総務部内に「防災まちづくり推進課」を設置し災害に強いまちづくりを推進します。




避難所生活におけるトイレ不足を解消するため、機能性の高い移動設置型トイレ(トイレトレーラー)を導入し、大規模災害発生時の緊急用トイレの確保を図ります。平常時には屋外イベント等で使用し、トイレの混雑緩和と防災意識の啓発に活用します。


牽引車に引かれて移動するトレーラー内に洋式水洗トイレを設置した個室3室を配置し1回の給排水で3室合計約1200~1500回分の使用が可能な移動式トイレです。

事業費:2332万円





住工分離及び企業用地の確保、更に南海トラフ巨大地震に備えて、川之江沿岸部の防災・減災対策の観点から川之江城山下臨海土地造成事業を実施します。



埋め立て面積:約19.0 ha

埋立概要:企業移転用地確保

事業費:6100万円





13年連続で四国第1位のコンテナ取扱量を記録している三島川之江港の金子地区国際物流ターミナルへ、既存クレーンの1.5倍の能力を備えた新たな荷役機械(ガントリークレーン)の整備を行うなど、さらなる港湾機能の強化を図ります。



港湾管理者である愛媛県が行う
整備費用のうちの市負担分


1億6111




新たな中核病院の建設については、現在、公立学校共済組合(中央病院)が三島医療センターの液状化や耐震調査の準備に取り掛かっております。本市といたしましても、アクセス道路における液状化対策等の調査を行っており、早期建設に向けて、できる限りの支援を行ってまいりたいと考えております。



国道11号川之江三島バイパスは、全長計画10.1kmのうちこれまでに三島中之庄町から上分高木の県道川之江大豊線までの6.5kmが一部暫定2車線で開通しています。現在、国土交通省による測量及び調査設計が行われており、当市としましても早期の全線開通に向け、事業推進に取り組みます。



嶺南地域に通じる新法皇トンネルの整備につきましては、早期事業化に向け要望活動を積極的に行ってまいります。



令和3年4月開校に向けて準備を進めております新居浜特別支援学校分校につきましては、今年度三島小学校北校舎の改修が予定通り完了し、今後、分校部分を含めて東校舎の改修を進めます。開校後は特別支援教育のセンター校として市内各小中学校とも連携して参ります。



国のGIGA(ギガ)スクール構想の実現に向けた小中学校の施設設備について、高速大容量のネットワーク環境の整備を行い、児童・生徒の教育環境の充実を図ってまいります。


GIGA(ギガ)スクール構想とは、全国の小中学校で、1人1台の学習者用パソコンやクラウド活用を前提とした高速ネットワーク環境等を整備する5年間の計画です。


旧川之江庁舎跡地に建設を進めていた新しい金生公民館は、「ふれあい」「学び」「憩い」「賑わい」を基本コンセプトに4月の供用開始に向けて、最後の移転準備を進めております。


文化振興の拠点施設となる歴史考古博物館高原ミュージアムは、当市初の本格的な博物館として、4月11日の開館に向けてほぼ準備完了です。


「太陽の家」につきましては、3年ほど前から専門家を交え施設更新に向けて議論を進めてきました。今後は市の西部地域旧土居庁舎周辺を移転候補地として施設基本計画を進めてまいります。



市の公式ホームページを一新して利便性を高める再構築事業に1683万円


増加する外国人のための日本語スクール開講に 115万円 など





令和2年度当初予算

355憶円4000万円

新庁舎や市民文化ホール建設等の大型事業の完了で、過去最高だった前年度より約54憶円減少し、合併後の平均的予算となりました。





市の借金状況 大丈夫か

市債残高(借金)は、令和元年度末に合併後最高額となる641憶円となります。又、国からの借り入れで有利な合併特例債も今回で発行総額が416憶円にもなり、限度額の422億円に対して残りの借り入れ可能額は約6憶円しかありません。これは貴重な財源として令和6年迄に活用していきます。







代表質問 


新風会(7人)を代表して、令和2年度の予算編成や市の施策について質問に立ちました。(抜粋)





予算編成方針の基本的な考え方と重点を置いた具体的施策は何ですか?又、市債の発行残高並びに財政運営の方針は?




答弁 
前年度からの継続事業を中心に、子育て・福祉・教育・防災や産業関連や地方創生事業等をバランスよく取り組んだ。防災分野では緊急用トイレ確保のためのトイレトレーラーの購入。教育分野では特別支援学校を三島小学校に整備する事業。又、産業分野では港湾のガントリークレーン整備事業と新たな工業団地造成と防災・減災対策を兼ねた川之江城山下臨海土地造成事業などを計画。次に財政面では、大規模災害等緊急時への備えを見据えれば、財政調整基金残高は、少なくとも現在の60憶円台を維持することが必要不可欠と考えております。また、市債につきましては、令和元年度末には、市債発行残高が641億円と合併後最高額となることから、新年度からは借り入れが返済を上回らないように抑制していきたい。






国道11号川之江三島バイパス事業の現状と早期延伸へ向けた今後の予定について問う。



答弁 
川之江三島バイパス事業は、昭和47年に事業化されて以来、全長10.1kmのうち、現在中之庄町から上分町高木までの6.5kmが一部暫定2車線で開通しています。残り部分の高木から塩谷までの3.6kmについては、「国指定史跡宇摩向山古墳」を避けるためのルート変更や市道川之江山田井線との交差点における平面交差への変更などの手続きが終わり、昨年、国による現地測量を経て、10月からは道路設計に着手しています。今後の予定は、取り付け道の協議等を行い、詳細設計、用地調査、用地買収、建設工事と早期延伸へ努力して参ります。








三島川之江港の金子地区国際物流ターミナルへのガントリークレーンの整備の効果と進捗状況を問う。 



答弁 
パルプ・紙・紙加工品出荷額14年連続日本一の当市において、急増するコンテナ取扱量に対応するため、既存のクレーンの1.5倍の処理能力のあるガントリークレーンの設置は効率アップに繋がります。又、世界的に見てもコンテナ船は、スケールメリットを生かすため大型化の傾向にあるため、本クレーンの整備は国際競争力の強化にもなります。現在、三重県の津市の製作所で製作中で、令和3年2月末~3月初旬頃には完成し、大型の台船にて海上輸送され金子岸壁への据付作業が行われる予定です。









国道11号川之江三島バイパスの延伸の見通しと市の早期延伸への取り組みはどうか



答弁 
総延長10.1㎞のうち現在上分町から中之庄町までの6.5㎞が供用されています。残り延伸区間に係る都市計画が昨年11月30日に決定されたのを受けて、3月13日と14日に説明会を行います。市としましても、地場産業の発展や市民生活の利便性向上のため、一日も早い未開通区間の整備促進に努力してまいります。










金生公民館新築事業と今後の公民館整備について


答弁 

昭和45年建設の現金生公民館は、老朽化が著しく避難所にも指定されていることから、現在、旧川之江市役所跡地に移転新築を進めております。総工費は4億7500万円で本議会中に契約案件上程予定です。又、天満・蕪崎合同公民館については、「公民館の配置は、小学校単位で1つの原則」で設置予定です。








コミュニティ・スクール導入の意義や効果、モデル校の取組と本市の方向性について


答弁 
保護者や地域の方が一定の責任と権限をもって学校運営に参画することで、地域と学校が一体となった学校づくりができます。モデル校を希望している南小、川滝小、寒川小、長津小、小富士小では、この4月から運営協議会において、校長の学校運営方針について意見交換し、どのような学校像を目指すのか目標やビジョンを立て実践していきます。今後は、モデル校の実践結果の検証を行い再来年度からの正式な導入を目指します。












今年度は5名の部長さんが定年退職されます



宝利良樹総務部長


加地宜幸福祉部長


鈴木宏典建設部長


石川寿一教育委員会教育管理部長


真鍋葵教育指導部長




長年にわたり市政の発展と市民福祉の向上の為、お勤め頂き、お疲れさまでした。
これからは第二の人生をエンジョイして下さい。

有難うございました!












市政相談お気軽に!


皆さんの声をお寄せ下さい!!



吉田善三郎 後援会事務所










吉田善三郎 後援会
 

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