昨年5月〜6月にかけ、お一人で「四国霊場八十八ヶ所」を歩き遍路された藤原隆雄さん(54歳)にお会いする事が出来、お話を聞くことが出来ました。
お遍路の動機は人様々ですが、49日間の難行を終えられると、確かに大きな成長を遂げていることがお話から伺い知る事が出来ました。
遍路道で難儀をされている人を見て「頑張って下さいよ」と言って手を貸さずに通り過ぎる事は、以前ですと考えられない事でしたが、この遍路旅では「手を貸さなかった」と話す藤原さんの表情に「これでいいのだ」との確信が読み取る事が出来ました。
お遍路はまさに人生そのものようです。自分のペースで確実に歩を進め人を頼らない、この精神がなければ、この難行は達成出来ません。
この「四国霊場八十八ヶ所 動画遍路」で、そんなお遍路さんのご苦労の一端でもお伝え出来ますと、これに過ぎたる喜びはありません。
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